樺山資紀の親戚筋

樺山卓司(かばやまたかし)さんの妻、京子さんのインタビュー。

世間では匿名のA氏扱いだが、ネットでは、猪瀬直樹さんが千代田区選出の内田茂氏と名指しで書いている。
都知事選を巻き込む現在進行形のこのドラマは非常に興味深い。
とてつもなく、キ…

Posted by Tatsuya Egawa on Monday, 18 July 2016

そうそう...俺もそう思った。樺山資紀の親戚筋か...と。
確か白洲正子さんの自伝の冒頭に出てきて、すざまじいインパクトを与える橋口覚之進こと若き日の樺山伯爵。
橋口覚之進という気性のはげしい若侍がいて、焼香の時が来ても棺の蓋を覆わず、指宿藤次郎の死顔を灯明のもとにさらしていた。彼は参列した藩士のうちから前田某を呼び告げる。
「おはんが一番焼香じゃ。さきい拝め」ただならぬ気配に、顔色青ざめた前田はおそるおそる進み出て焼香し、指宿の死体の上にうなだれた。その時、橋口は腰刀をぬき、一刀のもとに(前田の)首を斬った。首はひとたまりもなく棺の中に落ちた。
「こいでよか。蓋をせい」・・・
(津本陽「薩南示現流」)
前田某は見廻組8人に切りかかられ、指宿藤次郎を見殺しにして逃走した。その武士道に反した前田某を橋口は処分したわけだ。