週末読書で怪我をする

今日は一転して雨空だったが、綺麗な冬晴れだった週末。しかし突然と感じる肌寒さにヘソを曲げ、家で読書三昧としゃれこんだ。しかも湯たんぽを二つ用意し、一つを足元に、もう一つをソファの背の腰が当たるあたりにおき、胸元までウールのブランケットを引き上げてヌクヌクしながらだ。

古代中国の歴史を読みながら、なんでみんな判を押したように美人にヨロめいて滅びていくのか、これは宮刑に遭った司馬遷先生のコンプレックスと美女嫌いのなせるわざか、ここまで縁起の悪い役どころばっかりでは中国女性も大変だな．．．とあいも変わらずバカな連想にうつつをぬかしていた。

ふと、腰のあたりが痒くかんじたので、手を回して掻いたら、「メリッ」と音を立てるように背の皮が破れ、指先にくっついた。

あまりに読書と中国美女の傾城ぶりに没頭しすぎて、湯たんぽで低温火傷してた。

アホやねん、ワシ．．．